プログラミングの比率も違う

プログラマーも種類分けすることができ、その中でも業務系プログラマーやWeb系プログラマーが代表的です。
業務系プログラマーは企業の業務に関連したシステム開発をするプログラマーで、業務管理システムや在庫管理の基幹システムなどの開発を手がけます。とはいえ新しい技術を用いることが少なく、過去の遺産を使ったり改修したりといった作業が主です。そのため、新しいことを学ぶ必要性が低く、JAVAやVB、C#辺りの言語が使えれば大方の案件をこなすことができます。
そして、経験が豊富になった30代になると、システムエンジニアへと昇進することがほとんどです。システムエンジニアになると、業務はクライアントとの打ち合わせや設計に移っていくので、業務系プログラマーはプログラミングが苦手な人や単純作業を好む人にとって面白い仕事となるかもしれません。
もしプログラミングが好きな場合は、Web系プログラマーの方が向いているでしょう。Web系プログラマーの仕事はインターネット上のサービス、たとえばショッピングサイトやデータベースの検索などのプログラミングを行うことです。システムエンジニアが設計した仕様書を見ながらシステム開発を行います。Webサイトの構築にはクライアント側とサーバー側両方のプログラムが必要で、その両方をWeb系プログラマーは手がけます。以上のことから、業務系プログラマーとWeb系プログラマーの違いの1つとして、プログラミング業務の比重が挙げられるでしょう。