勉強しなければいけないプログラミング言語や向き不向きは、同じプログラマーの中でも業務系プログラマーとWeb系プログラマーでは大きく違います。
業務系プログラマーが向いている人は、単純作業が好きな人です。業務系プログラマーは、エビデンスといって開発したシステムがしっかり作動するかどうかをテストし、その結果をExcelに貼り付けて納品する作業のことをいいます。
この作業に関しては、Excel1000枚分以上のものが要求されるので、ひたすら貼り付ける作業に耐えることができなければなりません。ですが、業務系プログラマーの開発言語の大半がC#やJavaであり、これらの言語を使うことができれば大半の仕事をこなすことができるでしょう。
それに対して、Web系プログラマーに向いている人は、プログラミングが好きだという人です。ですが、コードを書くには誰もが読むことができる可読性の高いコードを書く必要があり、これに関しては練習でどうにかなるものではなくWeb系プログラマー自身のセンスが要求されます。
そのうえ、インターネットは日々進化しているので、それに合わせて使用されるプログラミング言語も日夜変化していくことが特徴です。そのため、プログラミング言語を1つ使えるから大丈夫ということがなく、新しいプログラミング言語を常に学ばなければいけませんし、せっかく勉強したプログラミングの知識が役に立たなくなってしまうこともあるのです。